ヨナグニウマと言えば、与那国島。とはいっても、昔々、大きな馬が沖縄本島に導入される以前は、本島にもたくさんのヨナグニウマ(当時はシマウマ・島馬などと呼ばれていた沖縄の在来馬)が暮らしていたのです。
元々は本島にもいた馬を与那国から逆輸入(?)して、本島にもヨナグニウマを復活させたいという思い、そして馬たちに会いに与那国島までは行けないという方たちのために、2009年にオープンしたのが沖縄本島の「うみかぜホースファーム」です。そして2022年末、「うみかぜホースファーム」は親慶原から「ユインチホテル南城」の敷地内に引っ越し、医療と観光、教育においてヨナグニウマをフル活用すべく、新たな一歩を踏み出しました。
「うみかぜホースファーム」では保育園や学校に馬を連れていく訪問型動物介在教育(AAE)プログラムや、団体さんが牧場でのびのび遊べる牧場遠足、しょうがいを持つお子さんのためのAAT(動物介在療法)などに力を入れています。もちろん、海馬遊びも乗馬トレッキングも楽しめますよ! 私たちの特徴は、考えられるあらゆる分野でヨナグニウマをめいっぱい活用しようとしていること。馬あそびって、乗るだけじゃないんです。一緒に時間を過ごす、記念に一緒に素敵な写真を撮る、そんな馬遊びも楽しんでいただけたらと思います。
小柄だけど、優しくて力持ち。そんなヨナグニウマの魅力・能力を最大限に引き出して、世界に誇れるヨナグニウマを体験してもらうのが、私たちの使命です。
ヨナグニウマについて詳しく知りたい方は、
一般社団法人ヨナグニウマ保護活用協会のページへ!
★私たちはいつも、馬たちを自由に放牧できる場所を探しています。何年か耕作していない、耕作する予定がない畑などがありましたら、試しに馬に草刈りをさせてみませんか? たくましいヨナグニウマはのびきったススキも雑草もきれいに食べてくれます。人手がなくて、草ぼうぼうの土地を管理しきれない方たちに大変喜ばれています。